NACCSとは
前記事から触れていた”NACCS”というシステムについて簡単に紹介します。
**正式名称********************************
「輸出入・港湾関連情報処理システム」
Nippon Automated Cargo And Port Consolidated System
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正式名称、調べてみるまで全然分からなかったです、おそらく職場でも誰も正式名称分からないと思います(笑)
”NACCS”は船舶や航空機で輸出入される貨物について、税関や関係行政に対して必要な手続きをオンラインで処理するシステムです。
航空機で輸出する場合は、”AIR-NACCS”、船舶で輸出する場合は”SEA-NACCS”を使います。
AIR-NACCSは1978年に成田空港に導入されたのが前進の様です。SEA-NACCSは1991年~導入開始されています。
通関業者は、このNACCSにINVOICEやPACKINGLISTの情報を入力し、輸出申告書や輸入申告書を作成し、税関へ通関手続きを行います。
通関以外の輸出入手続きの関連業務も行えるため、通関業者以外にも
NACCSだけではなく、船会社や保税蔵置場、CY,船舶代理店等も契約し利用しています。
ちなみに、輸出入の申告内容については税関とのやり取りになりますが、
NACCSのシステム操作が上手くいかない、わからないといった場合はNET -NACCS掲示板で調べたり、ヘルプデスクに問い合わせすると対処方法を回答いただけます。
私は日々ヘルプデスクにお世話になっています…(感謝)