通関士のきっかけ

私が物流業界に入ったきっかけを簡単に紹介します。

最初から物流業界に入りたかったわけではなく、文学部でヨーロッパ史専攻だったことから海外生活までは考えていないけど、貿易などの海外とつながる仕事がしたいなーといったぼんやりした想いがありました。

大学１年生の秋に、リーマンショックが勃発し学生の就職状況が一転、多くの先輩が卒業近くまで就活をしたり、志望範囲じゃない会社に就職せざる得ない状況を目の当たりにしました。

本当に自分がやりたいこと・興味があることを仕事にするためには、まず何か資格を取らなくては！と思い立ち、インターネットで「貿易　国家資格」と検索すると”通関士”を見つけたのが今となっては物流業界に入ったきっかけです。

必ずしも国家資格→就職に結びつくわけではないのに、何も専門スキルやプレゼン力など持っていない私は、通関士をとれば未来が開ける！と安直なプラス思考モードとなり２年生から勉強を始め、２回目受験の３年生の秋になんとか合格しました。通関士試験勉強も苦労しましたが、就職活動もいろいろと失敗を重ねましたので、１０年近く前の記憶になりますが、これからの記事に役に立ちそうな失敗談を書いていければと思います。