コンテナの大きさ
コンテナの大きさ、重量のまとめです。
輸出入に使われるコンテナ(海上コンテナと言われています)はISO規格で大きさが統一されています。
リーファーコンテナは冷蔵庫のような仕組みとなっており厚みがあるため、内寸が少し小さくなります。
私は事務方で新規貨物や養生方法の改善等の際に、コンテナの大きさを何度か図ったり、自重を調べた(コンテナ扉部分に記載されています)事があるのですが、内寸と扉開口の寸法、コンテナ自重はコンテナによって誤差があります。
船会社のホームページのコンテナ規格を比べてみると、結構ばらつきがあると思います。誤差範囲ですので、この差でに商売に影響は出ないレベルです。
内寸ギリギリの高さや幅の貨物をコンテナ詰めしようとすると、実際には入らなかったり、フォークリフト荷役中に貨物がコンテナ天井にぶつかってダメージ。。。といったリスクがあります。
コンテナの重さについても、同じコンテナサイズでも数十キロほど差がありますので、
誤差を加味せず重量ギリギリで積み込んでしまうと、輸送時に過積載となってしまいます。
※コンテナ自重を業界では"TARE WEIGHT"と呼んでいます。
コンテナについては同じ船会社のコンテナでも若干規格が変わったり、リースバンというコンテナリース会社から借りたものが提供されます。誤差ありきで大きさ・重量は余裕をもった積込み計画が大切です。