ふぉわラボ

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フォワーディング、物流、その他経験雑記

就活と通関士

 

  就活

 

 大学3年生の秋になんとか通関士に合格した私は、貿易関係の仕事ができる業界を中心に就職活動を始めました。

特段のスキルや経験(語学や留学経験等)もなかった私は、合格したばかりの通関士資格を履歴書やエントリーシートに記載して、就職試験に臨みました。

・・・結果惨敗!!

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就職状況が厳しいことも影響していましたが、今思い返すと漠然と貿易に繋がる仕事をしたい、通関士資格を活かせる仕事がしたい、、、といった想いはあったものの、自分が具体的にどういう仕事をしたいかを考え、その考えを面接で伝えれていなかったんだなと思います。

通関や国際条約等の制約で手続きが煩雑になる国際物流においても、確実に貨物をユーザーまで届けられる仕事がしたい、、、といった事を就活後半の際は面接で話していたと思います。

また、何度も面接を受けるうちに徐々に応答にも余裕が出て、今の会社から内定を頂く事ができました。

  ↑就活中も社会人になってからのプレゼン等も、本当に場数を踏むことが

  一番ですね(汗)

 

 

  振り返り

通関や輸出入手続きについては資格があっても一人で業務ができるまでには育成に時間がかかる事もあり、入社した会社では通関・輸出入関連は新卒採用よりも中途の経験者の方を多く採用していました。

また、通関士の資格を持っていなくても実務経験から通関士より詳しい方も多くいらっしゃいます。

総合物流の会社の正社員、総合職社員には物流の中の一部門に特化している人材よりも、全体マネジメントや営業・企画ができる人材を求めている部分もあると思います。(特に新卒採用)

私は入社後に自分の希望が通り、通関・輸出入手続きを行う部門に配属されたので、通関士の資格は自分の志望アピールに活かせたと思っています。ただ、志望意欲のアピールとして資格は有効だと思いますが、資格だけでは上手くいかないのが就活戦線の実態です。