税番の勉強の仕方
過去問
以下は、令和元年の税番に関する問題です。
学生の頃、この類の問題を見て????でした。
まず独学で行き着いた勉強法が、ひたすらに過去問のトライ&エラーで、
解きながら正解を覚えていく。。。といったやり方です。
通関士試験は過去問から出題されている事が多いので、過去問を繰り返し解いていくことは重要です。
ただ、税番がなにかも知らない学生だった私は、このやり方だけだと、
直近数年の過去問に出てきた範囲で、まったく同じ問いにしか解答できません。。。
結果、1年目の受験は税番や他の問題も含めて惨敗でした。。。
まず、税番の仕組みや体系を理解した上で、過去問と解いたり、関連した情報を
覚えていくことが大切だと思います。
税番の体系
前記事でも書いた通り、税番は1類~97類迄であらゆる物品を規定しています。
21部でまず大分類されており、その下に類が規定されています。
すみません、書くのが大変なので途中は省略します。。。
ポイントは1類が生き物、2類以降は食用化されたり加工されたり、植物由来のもの
になっていき、どんどん人の手(加工)がされていくほど類の番号が大きくなっていく
ところです。
正式には輸出入品目統計品目表として税関ホームページに掲載されていますので、
眺めていただけると腹落ちするのではと思います。
https://www.customs.go.jp/tariff/index.htm
私が土壇場で申し込んだ予備校では、上記の体系理解+頻出問題やポイントを分かりやすくまとめた冊子を使い、指導いただけました。
独学で私が買った参考書や問題集は、税番の部分はほとんど過去問や予想問題の解説ばかりで、体系的な教材・解説はなかったように思います。
私と同様に学生、あるいは全くの異業種から通関士試験に臨まれる方は、
まず体系的に税番の全体イメージを掴むことが大切だと思います。
もう少し試験対策に近い勉強方法は次回記事で書こうと思います。